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NPO法人ブロードバンド・アソシエーション

構成・活動内容

構成・活動内容

(1)「ローカル5G 普及研究会」の構成

(2)「ローカル5G 普及研究会」の活動内容

① 本研究会は、様々なステークホルダーが叡智を結集し、実際のものづくりとパートナー形成、および、ユースケースの探求を通じてプラットフォームの成功モデルケースの確立を目指し、「運営委員会」、「研究会」、「実証試験 WG」、「技術 WG」等を設置して活動する。
② 「運営委員会」は、本研究会の運営に関する事項、運営体制、活動方針、活動計画等を、必要により顧問が加わった形式で決める。
③ 「研究会」は定期的(3 ヶ月に 1 回程度)に開催し、研究活動の推進、WG の活動報告、メンバー相互の情報交換、外部情報の提供などを行う。
④ 「実証試験 WG」は、オープンな実証試験の場を利活用しての具体的な利用方法の開拓を行う。
⑤ 「技術 WG」は、機器の低価格化、運用が容易なプラットフォーム開発などの技術開発を行う。
⑥ プラットフォームの標準化に向けた議論を関係団体と連携して進める。また普及に必要な提言、「情報通信の民主化」に向けた活動を行う。
⑦ 公開フォーラム等を通して、一般にも情報を発信する。

以下に WG の具体的な活動内容を記す。

  • 「実証試験 WG」の活動
    ローカル 5G の普及には具体的なユースケースの確立が必要であると想定。このため例えば東京大学と NTT 東日本が共同で設立したローカル 5G オープンラボ等の複数のテストベットを用い実際の利用をイメージした試験を行うことでユースケースの確立に資する情報収集を行う。 実証試験 WG ではこれらの企画運用を行い、得られた試験結果の検証によりローカル 5G に対する要求仕様を明らかにする。必要に応じて技術 WG へフィードバックを行うことでローカル 5G 適用領域の拡大を目指す。

  • 「技術 WG」の活動
    ローカル 5G の技術リファレンスや実装ノウハウを提供できる研究会として求心力あるコミュニティとして具体的情報を発信し、共有、学べる場であること、また業界においてニュートラルであることが大切と考える。従って技術 WG としては、「ローカル 5G を実際に構築し、運用していくために参加するプレイヤーが利用するプラットフォームを開発する。またローカル 5G を普及促進するためにはシステム価格の低廉化が必要であるため最適なシステムを実現するための技術的検討、ノウハウの蓄積、これらの提供を行う。